ついつい食べてしまう。
味気ない食事で物足りない。
ダイエットを始めた頃の悩みではないだろうか?
いったん少食に慣れてしまえば問題ないのだが、
その慣れるまでが難しい。
カロリー計算して食事を決めると「これだけしか食べれないの!?」と
今までの食習慣とのギャップにクラクラしてしまう。
ギャップを埋めて少食に慣れるまでの負担を減らそう。
まず必要な知識、胃の膨張感と血糖値
ギャップを減らすヒントは満腹感の仕組みにある。
身体が満腹感を感じる基準として「胃の膨張感」と「血糖値」がある。
おおざっぱに考えると食べた「量」と「カロリー」で満腹感が決まる。
水をたくさん飲んでも「カロリー」がないので満腹感は得られない。
いわゆる「胃が大きい」人は必要なカロリーを超えても食べ続けてしまう。
高カロリーのものを少しだけ食べる
いきなり「量」と「カロリー」の両方を減らしてしまうことが失敗の原因である。
2つの要素が一気になくなることがギャップを大きくしている。
「量」だけを減らす分には負担は少ない。
理由は2つある。
- カロリー自体は減っていないので身体がエネルギーの不足を感じることはない。
- 「量」だけを減らすとカロリーの密度が上がる。普段より、こってりしたものを食べれるので少なくても満足度が高い。
高カロリー&少量の食習慣で「胃が小さい」人になることができる。
何を食べればいいのか?おすすめはビッグマック
私はビッグマックを食べ続けて少食になることができた。
ビッグマック2個を毎日3食たべていた。
ビッグマックのカロリーと重量は以下の通りである。
1個 | 525kcal 、217g | ||
---|---|---|---|
2個 | 約1000kcal、約400g | ||
2個×3食 | 約3000kcal、約1200g |
当時の私は1食で大盛りご飯3杯(約600g)を食べていたので、
おかずを含めると900g近く食べていたと思う。
このことを考えると400gは十分少食と言える。
ちなみにコンビニ弁当が400gぐらいである。
当時の摂取カロリーはたぶん3000kcalを超えていたが、
ビッグマックという食べ物の完成度というか、
食欲を満足させる能力が高いためカロリーが多少減ったことは
気にならなかった。
この固定メニューを見つけたきっかけを書いておきたい。
当時、心がデブだったので「3時のおやつ」にビッグマック2個を食べた。
たまたま選んだおやつだった。
その後なぜかお腹が減らず、結局夕食を食べなかったのだ。
デブな自分が夕食を抜かすことが信じられず、次の日も試したのだが夕食を食べなくても大丈夫だった。という経験がきっかけだ。
注意点 短期集中で行う
少量といえど高カロリー食をずっと食べるのは体に良くない。
短期集中で少食に慣れ、少量かつ体に良い食事に移行すること。
やるなら毎日3食やる。
「今日はいいや」
「夕飯だけはいいや」
と量の多い食事を挟んでしまうといつまでも少食になれず、健康を蝕んでいくことになる。
また、短期集中で毎食同じものを食べていると、飽きてきて食欲が減るという効果がある。
ビッグマックを食べ始めて10日後ぐらいには2個食べるのに飽きていて1個で十分になっていた。